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職人泣かせな茶道の棚物      写真5


茶道具は四季を常に考え、棚物も同様 寒い時期には塗りの物が多く使われ 暑い時期は木地の物が多く好まれ、また 炉に合う棚、風炉に合う棚、炉でも風炉でも合う棚と その時のデザインを考えた 茶人の感性の素晴らしさを感じます。棚の殆どが組み立て式になっていて、取り外すと収納し易くなります。美しさ 優雅さ 素朴さなどと 他の茶道具とのバランスが機能より優先されているせいか やわらかい木地で繊細に造られた物が多い訳です。その為 組み立て取り外しを繰り返すうちに 多少の緩みが起きてしまいます。当店でも数多くの種類の棚物を製造している関係で 柱が折れたりしての修理依頼が時々あります。特に桑小卓などの細い柱の物が多く しかも大半が当店で製造したものではありません。見た目は同じでもそれぞれの職人で少しづつ違いがあります。問屋からお宅で造ったか判らないけど直して欲しいと依頼を受けますが、毎日棚と接すると 当店のか他店で製造した物か直ぐに判断できます。


組み立て方・取り外し方の注意


組み立てる場合は傷が付き易いので やわらかい布を用意し平らな所で少し余裕のある広さを確保してから 棚によっては天板から先に逆にして組み立てた方が容易なものがあります。 取り外しは組み立て以上に注意が必要です。職人は最初から緩い物をプライドとして造りたがりません。組み立った時にきっちりする為にほんの少しきつめに仕上げます。当店では一度組み立てることにより2回目から組み立て易くなるような配慮はしていますが、取り外す時 左右に揺らしながら外すことは厳禁です。穴の溝が広がり緩くなりやすくなるのと、柱が折れる最大の要因ですから。柱を下図のように握る圧力で外す方法もあります。もう一つ注意していただきたいのは、組み立て・取り外しの前に手を石鹸などで洗うという事です。塗り物も木地の物も、手の油と汗を嫌うからです。取り外した棚は収納する前にすべてをやわらかい布で拭いてください。


      写真1        写真2

板が反ったときの対処の仕方

無垢の板の場合乾燥が十分してあっても多少の反りがくる場合もあります。木の種類によっても違いますが、桐などはおとなしい木とされています。ただ片面だけに異状に湿気が入ると木は反り易くなる為、無垢の板を両面塗装するのに、片面だけ塗り乾いてからもう片面塗るのは避けたほうが無難です。普通下図のように木表の外側が反り上がる様な反り方をしますので、茶道具や高級テーブルの板は木表を上に仕上げます。反対に能舞台などは木裏を上にして仕上げます。

        写真3

無垢板が沿った場合 普通は木表側の外側が反り上がりますが、湿気の差により偶に反対の反る場合もありますが、とにかく中が膨らんだ方を上に日陰干しをし、十分風に当てて下さい。ハシバミのついているもの(桑小卓・四方棚など)は 一度反ると修正が困難で、無理をすると板に割れが入ったりしますので、十分気を付けてください。

柱がぐらついた時の応急処置と修理

棚の組み立ての時にホゾがゆるくなり棚がグラグラしてしまったとき、すぐに御使用になりたい場合の応急処置ですが、下記の写真を参考に筆に水を浸し側面を万遍に水を含まします。水を多くし過ぎないように注意し柱をさします。それでもグラツクようでありましたら、滑り易い紙などを、柱とホゾの間に咬ませます。あくまで応急処置ですので、1回だけにして下さい。何回も水分を含ませますと、木の繊維などが弱くなり、ホゾがめくれてしまう事もあります。時間のあるときは、ホゾの側面を塗料で塗ると良いのですが、漆は扱いが難しく、カシューなどの塗料の原液を広く伸ばし薄く平らに塗り乾いてから柱をはめ様子をみます。まだ緩い場合は同じことをし、乾いてからはめてみてください。くれぐれも厚く塗らずに乾くまで待ってください。     



  写真4


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